家で映画館気分を味わえる「ホームシアター」。
一人暮らしを始めてから、生活にもっと彩りがほしいと思ったことはありませんか?
また、テレビで映画を見ているとき、あるいはSNSでホームシアターの映えな投稿を見たときに、プロジェクターの購入を考えたことはありませんか?
ですが、プロジェクターの種類の多さや値段、設置が難しそうなどの印象から、なかなか手を出せないでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、みなさんにホームシアターを手軽に取り入れてもらうため、プロジェクター選びのポイントやおすすめ商品、そして必要に応じて取り入れると良いものをご紹介いたします!
ちなみに、筆者も映画が好きなので2年前くらいにプロジェクターを購入しています!
テレビやパソコンから観るのと違って一気にその場が素敵に生まれ変わり、本当に映画館で観ているような気持ちになれるので、映画好きの人には特に導入をおすすめしますよ♪
「どのプロジェクターがいいの?」選ぶ際のポイントとおすすめ商品をご紹介!
まず、家庭用プロジェクターでは3千円~3万円程の価格がコスパの良い商品とされています。
ですが、効率的かつ本格的にホームシアターを楽しみたいなら、安さだけで商品を選ぶのはあまりおすすめしません。
なぜなら安くなればなるほどスペックの低い商品が多くなり、自分が求めた楽しみ方ができるプロジェクターに出会いにくくなってしまうからです。
スペックにこだわらないという方でも、1番安くて1万円弱の商品を購入することをおすすめします!
個人の楽しむ用途や度合いによってもおすすめは変わってきますので、ここではその導入時のポイントをお伝えしますね。
プロジェクター選びのポイント
家庭用プロジェクターは近年、技術の進歩や人気を集めていることから、1万円前後の価格でも映画鑑賞やゲーム、スポーツ観戦などさまざまな用途に応じた高機能な商品が増えています。
そのため下記5点のポイントをおさえて、自分に合う最高なプロジェクターを見つけましょう!
それでは1つずつ確認していきましょう。
画面の明るさ(ルーメン)
プロジェクターの画面の明るさは【ルーメン(㏐)】という単位であらわします。
また、この単位が高ければ高いほど 画面の明るい製品となりまりますが、同時に商品の金額も上がっていきます。
そのためしっかりと自分のニーズに合ったルーメン数を選びましょう。
有名な電気メーカー会社であるEPSONが、それぞれの目的に合うルーメン数を紹介していました!
昼間に視聴する場合/テレビを超える大画面で視聴したい場合 | 3000~4000ルーメン前後 |
外光が差し込む、昼間の明るい部屋で視聴する場合にはルーメン数の大きい製品を選んだ方が良い。 |
夜間に照明をつけたまま視聴する場合 | 2000~3000ルーメン前後 |
外光の影響はないものの、照明がついた状態できれいに映像を投写するには一定のルーメン数が求められる。 |
照明を落とした状態での暗い空間で視聴する場合 | 1000ルーメン前後 |
1000ルーメン前後のプロジェクターでも十分にきれいな映像を写すことができる。 |
寝室で就寝前に視聴する場合 | 500~1000ルーメン前後 |
映像が明るすぎると寝付きに影響が出ることがあるため、500ルーメン以上で1000ルーメン前後の製品が望ましい。 |
参考元:EPSON【プロジェクターのルーメンを決める目安は?シーン別おすすめの明るさ】
また、あまり明るさにこだわらないという場合でも、最低1000ルーメン前後の製品が推奨されています!
更に近年は、「ANSIルーメン」という表記の商品も増えつつあるので見分け方に注意しましょう。
こちらはルーメンと違って、100単位など記載される数値が低い傾向があります。
非常にややこしいですが、900ANSIルーメンの製品でも明るく鮮明な映像を投影することができます。
ANSIルーメンとルーメンは下記のような違いがあります。
単位 | 算出法 | 基準値 |
ルーメン | 光源の明るさ | 自社基準値 |
ANSIルーメン | 投影面の明るさ | 統一基準値 |
現在は違法製品が数多く市場に出回るようになったため、統一基準値となるANSIルーメンが普及されるようになったそうです。
また、ANSIルーメンの場合は下記の明るさを目安にするのが良いとされます。
- 暗い部屋:100ANSIルーメン以上
- 明るい部屋:2,200ANSIルーメン以上
参考元:Aladdin X【プロジェクター|ルーメン、ANSIルーメンとは違いや目安を解説】 Kenjintonblog【プロジェクターとANSIルーメンの関係とは?メーカーが推奨する 明るさの目安は?】
画面の明るさは、昼間も利用したい方にとって「明るい空間でもしっかり映像を投影できるか」という点に関わってくるので、特に注目すべき項目となります!
必ず確認しましょう。
コントラスト比
コントラスト比とは「明暗の比率」を表し、この比の数値が高いほど色の違いがはっきりとあざやかに映し出されます。
また、コントラスト比には「ダイナミックコントラスト」と「ネイティブコントラスト」の2種類の特徴があります。
コントラスト比 | 特徴 |
ダイナミックコントラスト |
|
ネイティブコントラスト |
|
スペックの表示では、ネイティブコントラスト比よりも数値が高くなるため、ほとんどがダイナミックコントラスト比で提示されているようです。
ホームシアター用で使うなら、確実に色鮮やかで美しい映像を楽しめる70,000:1程度を目安に製品を選ぶことが推奨されています!
中には自動コントラスト調整機能が付いたプロジェクターもあるようなので、一緒に検討してみてくださいね♪
参考元:トレンドデバイス【コントラスト比が高いと何が違うの?映像の見え方を比較】 ランク王【プロジェクターのコントラスト比を解説|ルーメンとの違いや調整機能付きも】
解像度と画面比率(アスペクト比)
解像度とは、画素数つまりは「画面を構成する細かい点がいくつあるか」をあらわす度合いです。
単位はピクセルで、一般的に光点が横に〇〇〇個・縦に〇〇〇個並ぶかという「〇〇〇×〇〇〇」で表示されています。
そのため、この光点の個数が多いほど解像度が高いプロジェクターで、より高画質な映像を楽しむことができるというわけです。
しかしここで注意したいのが、ただ解像度の高いプロジェクターを選べばよいというわけではありません!
投影したい映像の解像度とプロジェクターの解像度を一致させることが、より高画質な映像を楽しむポイント であるということを覚えておいてください!
それは、下記のような法則があるからです。
- 投影したい映像の画質<プロジェクターの画質=投影されるのは投影したい映像の画質
- 投影したい映像の画質>プロジェクターの画質=投影されるのはプロジェクターの画質
- 投影したい映像の画質=プロジェクターの画質=解像度合致
元の映像の解像度が低ければ、どんなに高解像度のプロジェクターを使ってもそれ以上の画質にはなりません。 また、プロジェクターの解像度が低い場合は元の映像がプロジェクター側の解像度に調整されてしまいます。
そのため、解像度の高すぎ、もしくは低すぎるプロジェクターを購入してしまわないように気を付けましょう。
皆さんが知っているような動画配信サービスでは、下記の解像度が3段階で提供されていることがほとんどです。
画質 | 画素数(ピクセル総数) | 解像度 |
SD画質(標準) | 480p | 720×480 |
HD画質(高画質) | 720p | 1280×720 |
フルHD画質(超高画質) | 1080p | 1920×1080 |
上記3段階を動画配信サービスのアカウント内で変更することができますが、中には映画作品自体の画質で絞り込み検索ができる配信サービスもあります。
是非、利用している動画配信サービスの解像度についても確認してみてくださいね。
参考元:シングメディア【動画の画面解像度の種類・調べ方・決め方。高解像度のメリット・デメリットも紹介】 ビギナーズ【動画配信サービスを画質で徹底比較|がしつのいいおすすめ動画配信も】
さて、先程の解像度は「横×縦の光点の数」を表しましたが、その数の比率を表しているのが「画面比率(アスペクト比)」となります。
現在、一般的に使われているアスペクト比は主に「4:3」「16:9」「16:10」の3つです。
その中でも「16:9」がテレビやDVD、ブルーレイ、YouTubeなどで使われている画面の比率で、プロジェクターでも主流になっています。
プロジェクターのほとんどは、投影する映像に合わせて、比率を自動で変換して表示してくれます。
しかし、変換がうまくいかなかった場合に映像が小さくなってしまったり、映像の一部が切れてしまうなどの問題が生じることもあるので、なるべく購入する前にアスペクト比は確認した方が良いでしょう。
アスペクト比についても分かったところで最後に、それぞれの目的に合った解像度のおすすめをご紹介しますね。
|
HD以下(~1280×720)がおすすめ |
|
フルHD(1920×1080)がおすすめ |
|
4K(3840×2160)がおすすめ |
参考元:Climps【目的別】プロジェクターの解像度の選び方!初心者にもわかりやすい用語解説あり!
接続端子
使用したい目的に合った必要な接続端子は、プロジェクターの種類や大きさによって搭載されている製品とない製品があります。
そのためしっかりと確認しましょう!
プロジェクターの主な接続端子の種類は下記7点です。
種類 | 仕様 |
HDMI端子 | 映像と音声の両方を流すことができる端子 |
VGA(ミニD-Sub 15pin) | 古いプロジェクターやパソコンに対応していることが多く、映像のみを流すことができる端子 |
RCA端子(AV) | 赤・白は音声を出力し、黄色は映像を出力する |
USB端子 | Type-A(タイプA)やType-B(タイプB)があり、映像と音声の両方を流すことができる端子 |
ステレオミニプラグ | スピーカーが搭載されていないプロジェクターの場合に、外から接続して音を出すための端子 |
アンテナケーブル | テレビをプロジェクターで映したい時に使用する端子 |
スマホにつなぐ端子 | 「USB Type-C to HDMI」といい、プロジェクターでスマホ画面を映したいときに使う端子 ※iPhonの場合はあわせて「ligting to HDMI」(ライトニング端子)が必要となる |
特にHDMI端子は、アマゾンの「Fire TV Stick」も繋げて視聴することができるので、搭載している製品を購入することをおすすめします!
多くのプロジェクターで対応していることが多いですが、ごくまれに対応していない製品もあるということなので必ず確認してくださいね!
参考元:プロジェクターの専門ページ【プロジェクターの上手な選び方 初心者に向けて分かりやすく解説】 映画とガジェット【初心者向け プロジェクターにつなぐ端子の種類を解説します!】
その他
最後に、最新の家庭用プロジェクターでより効率よく楽しむことがきる搭載機能をご紹介します!
ぜひ、ほしいと思う機能が搭載されている商品を見つけてくださいね♪
搭載機能 | メリット |
短焦点 | 部屋が狭くて適切な投影距離が取れない場合、「短焦点機能」があれば短い距離で大画面を投影することができる |
台形補正(歪み補正) | 一般的なプロジェクターはスクリーンの正面に設置しないと画面の歪みが出てしまうが、正面に置かなくてもボタン1つ、あるいは自動で「台形補正(歪み補正)」をしてくれる |
3D対応 | 「3D映像」を家で楽しむことができる(3Dメガネは別途購入の必要あり) |
内蔵バッテリー | 電源が確保できない場所でも最大で5時間程度の使用が可能 |
ゲームモード | 映像の処理速度が速く、コントローラー操作も瞬時に反映することができる |
参考元:プロジェクターの専門ページ
おすすめ商品をご紹介
導入時のポイントについても分かったところで、ここでは特に評価・口コミが良く、目的に合ったおすすめの商品をご紹介いたします!
安さで選ぶなら
1万円以内の安さ重視の方は下記の商品がおすすめです。
現在、amazonでは本来なら13,000円以上する商品も10,000円以内で購入できるセールが行われているので、ルーメン数が高く画質の良い製品がとてもお買い得となっています!
amazon
¥13,999→9,298 楽天市場 ¥12,388 評価無し 画面の明るさ(ルーメン)…13,000ルーメン コントラスト比…10000:1 解像度・画面比率(アスペクト比)…1920×1080・4:3/16:9 接続端子…USB・HDMI・AV・ステレオ その他…5GWifi、5.3Bluetooth接続、10W HiFiスピーカー内蔵、 台形補正、短焦点レンズ搭載 手のひらサイズの超コンパクトサイズで収納と持ち運びに便利。 |
購入者のレビュー
スピーカーも必要なし コンセントさえあればどこででも見れる とてもいいお買い物ができました
コスパもよくサイズもコンパクトでかなり満足です!
出典:amazon
楽天市場 【期間限定1,000円OFF】 ¥8,880 amazon ¥8,980 画面の明るさ(ルーメン)…6,500ルーメン コントラスト比…5000:1 解像度・画面比率(アスペクト比)…独自1280×720/入力1920×1080対応・4:3/16:9 接続端子…USB・HDMI・RCA・ステレオ その他…HiFiスピーカー内蔵、台形補正、短焦点レンズ搭載 こちらも非常にコンパクトで持ち運びが簡単。 |
購入者のレビュー
とてもコンパクトだけど、しっかり大きく綺麗に映ります!コスパも最高だと思います。 購入して良かったです。
本体がコンパクトで持ち運びに便利です。画質、音質共に良好で、とても満足しています。 大画面で、視聴することが出来て毎日楽しく使用しています。
出典:楽天市場
搭載機能で選ぶなら
プロジェクターの購入を考えている方の中には、3D映像を楽しんだりゲームを楽しんだり、機能面を最大限に楽しみたい方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
また、バッテリー内蔵型の持ち運び専用プロジェクターなら、旅行やキャンプのお供にもってこいですよね!
このように機能面で選ぶなら、下記の商品がおすすめです。
旅行先やキャンプのお供に!
Yoton Y200 プロジェクター 小型 モバイルプロジェクター
楽天市場 ¥17,980 amazon ¥19,999 画面の明るさ(ルーメン)…150ANSIルーメン コントラスト比…2000:1 解像度・画面比率(アスペクト比)…独自1280×720/入力1920×1080対応・1:1.2 接続端子…USB・HDMI・ステレオ その他…スピーカー内蔵、3400mAhの大容量バッテリー(使用時間2時間) コンパクトで持ち運びがしやすい。 |
凄く綺麗に見れました。 小型なので、部屋移動も簡単に出来ます。 子供が取り合いしてます。画面が途切れたりとかもなく、まだお手軽な金額だったので良かったです。 今度はキャンプに持っていこう思います。
すごいコンパクト! 本当に手のひらサイズでした。 部屋の壁に写しましたが綺麗に写せました。 スマホで動画をながしましたが、大画面で見ると迫力が違う。 画面の迫力がすごかったのでスピーカーも欲しくなりました!
3D映像やゲームも楽しむなら!
TOKAIZプロジェクターTCP-4Kmini
楽天市場 ¥32,800 amazon ¥26,575 画面の明るさ(ルーメン)…55ANSIルーメン コントラスト比…500:1 解像度・画面比率(アスペクト比) …独自WVGA854×480 入力4K/2K/1080p/480p等 接続端子…USB・HDMI・RCA・ステレオ・microSDスロット その他…2.4G/5G Wifi、Bluetooth接続、HiFiスピーカー内蔵、3D投影機能搭載、 コンパクトで3D投影機能搭載、高精細な映像が楽しめる4K対応。 |
購入者のレビュー
友達のオススメで購入しました。スマホよりも小さくどこにでも持ち運べて便利です。大画面で映画やアニメが見れてテンション上がります!
画質が良くて使いやすかった 購入を希望してる人はぜひ買ってみるのを御検討ください
出典元:楽天市場
必要に応じて取り入れたいものとは
それぞれの目的に合ったおすすめのプロジェクターをご紹介したところで、ここではホームシアターを最大限に楽しむためにさらに必要に応じて取り入れたいものについてご紹介します!
投影に適した壁がない、もしくは本格的な映画館スタイルにしたい場合
まず、プロジェクターを投影するのに適した環境を作るのはとても大事なことです。
ホームシアターでは多くの方が部屋の壁を使って投影をしていると思いますが、投影に適している壁には3つの条件があるためプロジェクターを取り入れる前にしっかりと確認しておきましょう。
壁の色 |
壁の色は白であること、そして単白であることの2点が望ましいです。 白は他の色と比べて最も光を反射する色であり、その作用で映像をはっきりと映し出してくれます。 また、柄や模様があると映像に入ってきてしまい、とても見えづらくなるため注意しましょう。 |
壁の素材 |
凹凸のある壁は、映像の色によっては投影したときに動いて見えたり、更に凹凸が際立って見えてしまって映像自体がゆがんでしまう原因となるため、できるだけ滑らかな素材であることが望ましいです。 |
壁の広さ |
映像を投影する壁は、なるべく広く大きいスペースを取ることが望ましいです。 家の家具などに映像が映し出されてしまわないよう、ある程度のスペースを確保できる場所を選びましょう。 |
参考元:Kuraneo【プロジェクターが投影できる壁の条件は?きれいに映る色・素材・設置距離など!】
上記3点に適した壁がない場合、もしくは壁に投影するよりも映画館に近いスタイルで楽しみたいという方はスクリーンの導入をおすすめします!
プロジェクター用のスクリーン選びには下記ポイントをご確認ください。
サイズ |
スクリーンサイズは「インチ」で表され、画面サイズの縦横比(アスペクト比)に応じてそれぞれ縦、横のサイズが異なります。 一般的に「視聴距離(㎝)÷3」で計算した数値や映画館では前列が好みという方は「視聴距離(㎝)÷2.5」で計算した数値が推奨されていますが、スクリーンサイズの一覧表を見てサイズ検討をするのも良いでしょう。 |
設置方法 |
スクリーンの設置方法は天吊りや壁掛けなど大きく分けて4種類あるため、設置したい場所に合ったものも探すのがベストです。 |
アスペクト比 |
スクリーンのアスペクト比にもいくつかの種類があり、用途や視聴するコンテンツによって最適な比率は異なります。ホームシアターに最適なのは、一般的な家庭用プロジェクターの比率である16:9です。 |
素材 |
スクリーンの素材によって映像の見え方が変わります。 例えば、ガラスビーズ素材は明るく鮮明な映像を映し出しすが視野角が狭いです。 一方、マットホワイト素材は視野角が広く、均一な映像を提供します。 |
価格と予算 |
プロジェクタースクリーンの価格帯はサイズや機能、素材によって大きく異なるため予算やプロジェクター機能に合ったスクリーンを選ぶのがベストです。 |
参考元:価格.com【プロジェクタースクリーンの選び方】 SANWADIRECT【失敗しないプロジェクタースクリーンの選び方とおすすめ7選|2023年】】 プロジェクタースクリーンの専門店シアターハウス【スクリーン生地特性と種類について】 ホームシアターマガジン【プロジェクタースクリーンのサイズ一覧表】
また、映画館スタイルを楽しみたい方はスクリーンの「ブラックマスク」にも注目しましょう!
ブラックマスクとは、スクリーン外周の黒いフチ部分のことです。
これがあることにより、目の視覚効果からコントラスト感の高い映像、引き締まりのある映像を感じることが出来ます。
映画館のスクリーンもそのような形になっていますよね。
一般的なブラックマスク付のスクリーンは、16:9のみのアスペクト比となります。
出典元:プロジェクタースクリーンの専門店シアターハウス【ブラックマスク有り無しの違い】
しかし、コスト面を抑えるためにスクリーン部分を白のナイロン生地に、ブラックマスク部分を黒い画用紙やフェルトで自作するというやり方もあるようです。
これらはネット通販や百円均一などで安く手に入れるこができるので、コストを抑えて映画館スタイルを作りたいという方は是非、下記サイトを参考にしてみてください!
参考サイト
スクリーンの作り方 ブラックマスクの作り方 |
音響にこだわりたい場合
プロジェクターにはスピーカーが内蔵されている製品が多々ありますが、思うような音が出なかったり、スピーカーの内蔵自体がなかったりする場合があります。
そんな時は、外付けスピーカーを導入してより迫力のある音響を楽しみましょう。
まるで映画館で感じられるような、臨場感のある音響を家でも再現することができますよ!
プロジェクター用のスピーカー選びには、下記ポイントをご確認ください。
設置の種類の確認 |
前方に1台設置して使用する「サウンドバー」と、部屋に複数台のスピーカーを設置してさまざまな方向から音を再生する「マルチスピーカー」の2種類があります。
|
接続端子の確認 |
端子には「HDMI端子」「ステレオミニプラグ」「Bluetooth」の3パターンがあります。
|
スピーカーの数 |
「サラウンドシステム」を構成した際に使われるスピーカーの数を「ch」で表します。 「2.1ch」「3.1ch」「5.1ch」などが挙げられ、ch数が大きくなるほどより音の臨場感を味わうことができます。 |
W(ワット)数 |
スピーカーの音量を表し、ワット数が大きいほど音も大きくなります。 プロジェクターの内蔵スピーカーは4W程度なのに対し、外部スピーカーでは10Wから最大で800Wの大音量出力までありますが、一般的には50W〜200W程度の出力があれば十分とされます。 |
使用用途や好み |
|
参考元:ビックカメラ.com【ホームシアターのおすすめ25選 スピーカーやプロジェクトなどを紹介】 FUNLOGY【プロジェクターとスピーカーの接続方法を1からわかりやすく】 Kuraneo【プロジェクターとスピーカーの接続・設定方法!おすすめの組み合わせもご紹介!】 CINEMAGE【プロジェクターに最適なスピーカーの選び方とおすすめ商品【2023年度最新版】】
搭載していない動画配信サービスがある場合
さきほども接続端子についての解説でチラッとご紹介させていただいたアマゾンの「Fire TV Stick」ですが、利用したい動画配信サービスのアプリがプロジェクターに搭載されていない場合は、購入するのをおすすめします!
出典元:amazon
すでに「Fire TV Stick」を持っているという方は、そのままプロジェクターにも活用してホームシアターを楽しみましょう。
持っていないという方には、「第3世代」の購入をとくにおすすめします。
値段が4,980円で購入できて、プロジェクターのHDMI端子と部屋のコンセントに接続するだけですぐに視聴が可能です!
もちろんテレビにも接続できます。
スマホやパソコンなどから映像をミラーリングをすることも可能ですが、動画配信サービスの中にはミラーリング不可としているものもあるのでしっかりと確認しましょう!
まとめ
いかがでしたか?
プロジェクター選びといっても、搭載機能種類もたくさんあって頭が痛くなりそうですが…。
まずは価格帯の検討と一緒に、「どんな環境で投影したいか」「ホームシアターを充実させるためには何が必要か」などと自分のニーズも考えながら探してみましょう。
また、必要に応じてスクリーンや外部スピーカー、Fire TV Stickの購入も検討してみてください。
たくさんの種類があり、これからもどんどんスペックの高い商品が出てくることかと思いますが、みなさんがこの記事を読んで最高なプロジェクターに巡り合っていただければとても嬉しいです!
ぜひ、自分好みな映画館を演出してさらに日常を充実させてくださいね♪
コメント