出張を控えているみなさん!
毎日本当にお疲れ様です。
仕事で疲労が溜まっているその身体と心、せっかくなら出張中のホテルでリフレッシュしちゃいませんか?
ですが、なかには1人宿泊が初めてで「どのホテルを予約するのがいいんだろう」と不安や迷いを抱えている方、そしてもともと出張での宿泊が苦手な方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、みなさまがホテル滞在を楽しく、快適に過ごせるようにホテル選びで重視していただきたいポイント6選と私自身が泊まって良かったと思うホテル2選をご紹介いたします!
特に女性にとってはホテルの1人宿泊が不安な要素もありますが、以外と普段と違う環境でワクワクしたり、自分を見つめ直す機会になったりしてとても有意義な時間を過ごすことができるんですよ。
それでは早速見ていきましょう。
一般的にホテル宿泊で重視するポイントとは
まず、株式会社ベストアクティが「男女世間一般的にホテル選びで重視する点はどこなのか」をランキング調査した結果があるのでご紹介します。
もっとも多かった回答が「宿泊料金」、その次は「清潔さ」です。
実施期間:2023年7月
調査対象:10代から60代までの男女
調査方法:ネットリサーチ
回答者数:100人(男性33人、女性67人)
出典元:株式会社ベストアクティ
宿泊料金については、やはり予算内で選びたいという考えがあるのはもちろん、ホテルのサービスや設備、施設の状態などが「料金と見合っているのか」という面も見ているようです。
確かに設備などが古く、充分なサービスが行き届いていないホテルで10,000円以上の値段だったりしたらどうでしょうか?
普通に「ぼったくりじゃん!」と思ってしまいますよね。
ですが、そんな古いホテルでも新築のきれいなホテルと同等な料金になることもあります。
こうなってしまうのは、宿泊需要に合わせて料金を上げ下げするという「料金変動制」も関係してくるからなんですね。
次に清潔さというのも男女ともに重視している点であるようです。
当然、いくら安く泊まれるからといって部屋がほこりまみれだったり、バスタブが汚れていたりしたらいやですよね。
しかし、サイトで見れる「外観・館内・客室」などの写真は多少きれいに見えるように加工していることが多いので、どんなホテルか知るためには3番目に多い「レビューの良さ」というのも重視したいポイントです。
ちなみに私が以前ホテル業界にいたときは、「女性がこれからも利用したいと思うホテルは、必然的に男性も泊まりたいホテルになる」とグループの代表が口癖のように言っていたのを覚えています。
女性は特に、安全性はもちろん周囲の環境や自身のケアなんかにも敏感ですよね。
そのため「また泊まりたい!」と思うホテルは、もちろん「清潔で快適なホテル」であることが最低限必要です。
では、きれいなホテルであることを大前提として、「快適さ」という面で具体的に女性がまた泊まりたい!と思うポイントはなんでしょうか。
そこでここからは、一女性である筆者自身がホテル視察を行ってきた体験をもとに、快適に過ごせるホテル選びのポイントをご紹介していきます。
>>ホテルの料金変動制について詳しく知りたい!という方はこちらの記事もあわせてお読みください!
また、料金をお得に予約する方法や注意点についても解説しているので併せて参考にしていただきたいです。
【女性視点から解説!】ホテル選びで確認するべきポイント6選
ホテル宿泊では人それぞれ「ここは譲れない!」というようなこだわりをいくつか持っていると思いますが、きっと見落としている点もあると思います。
これから解説するポイント6選も確認してホテル選びをすれば、あなたにとって快適なホテルステイになること間違いなしです!
早速見ていきましょう。
立地
始めての土地に訪れる場合は特に、「駅近」のホテルを選ぶと良いでしょう。
新幹線での移動の場合、キャリーケースを引きながらの移動になるため場所が遠いと心身ともに余計に疲れてしまいます。
また、ホテルが近ければ予定より早く現地に到着したという場合も先に荷物をホテルに預けることが可能です。
さらに駅近のホテルだとアクセスが良く、コンビニや飲食店が近くにあるなど利便性もバッチリ!
車での移動なら、駐車場が敷地内にあるホテルを選ぶこともポイントです。
道路沿いにあるホテルは駐車場が敷地内にあるのが一般的ですが、駅近のホテルだと駐車場が敷地外になるところもあります。
駐車場の場所はしっかりと確認してホテルを選びましょう。
出張先の関係でどうしても駅から離れたホテルを選ぶ必要がある場合は、さきほどの「ホテル周辺にコンビニや飲食店がある」というポイントを重視して選んでくださいね。
出張はご当地ならではのグルメを楽しむのも醍醐味となっていますよ♪
館内設備・サービス
ホテルの館内設備やサービスが充実していると、ほとんど外出をしなくても良くなるくらい快適になります。
特にあると良いのが、「自動販売機」「電子レンジ」「コインランドリー」の3つです。
自動販売機が館内にあれば飲み物がなくなるという心配はいらないですし、電子レンジも館内で食べ物が温められるのでかなりありがたいんですよね。
また、連泊や出張中で服を汚してしまったという場合もコインランドリーがあると大変助かります。
館内設備・サービスについて、その他の確認したいポイントを含めて下記にまとめています。
ぜひ、欲しいものはチェックしてホテル探しに活用してくださいね。
客室
客室は1番快適さが求められる場所。
そこでまず確認していただきたいポイントは、「壁の薄さ」についてです。
防音対策がされていないホテルだと、周囲の部屋のくしゃみやいびき、シャワーの音まで聞こえることもあります。
これでは睡眠の質にももちろん影響しますし、自分が出す音も周囲に聞こえているのかと気が気じゃなくなりますよね。
気になったホテルの「壁の薄さ」が問題ないかどうかを判断するには、なんといっても「レビュー」を見るに限ります!
レビューは「楽天トラベル」で見るのがおすすめです。
他予約サイトと違って自分が知りたい内容を検索にかけることができるので、1番手っ取り早く確認できます。
「壁の薄さ」についてチェックする際には「音」や「うるさい」といったキーワードで検索すると良いでしょう。
他にも気になる点があればどんどん検索してくださいね。
また、「空調設備」についても確認する必要があります。
古いホテルだと、未だに暖房か冷房のオンオフのみで自分で温度調整をすることができないところもあるのが難点。
これが真夏や真冬になるとほんとうに辛くて寝付けられないんですよね…。
ですが施設自体が新しいホテルはもちろん、古いホテルでも1部屋ごとに空調設備やエアコン自体を取り付ける施設がだんだんと増えてきています。
室内温度もお部屋を快適に過ごすためには重要なポイントになるため、しっかりと確認してください。
客室について、その他の確認したいポイントを含めて下記にまとめています。
こちらもぜひ、チェックしてみましょう。
アメニティ
客室アメニティは、どのホテルでも最低限あるのが以下の通りです。
ここで確認していただきたいのが、「スリッパ」と「パジャマ」。
「え?そんなところ?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、用意されているスリッパの履き心地やパジャマのタイプというのも快適に過ごすためには馬鹿にできないポイントになるんですよ!
まずはスリッパについてですが、一般的に用意されているものは持ち帰りもできる使い捨て用です。
これがまた、客室内の移動だけでも躓きやすくてすぐにボロボロになってしまうんですよね…。
スリッパはぜひ、革製か通気性の良いメッシュ素材が用意されているホテルを選んでいただきたいです。
ただ、革製やメッシュ素材となるとアメニティではなく備品扱いになるのでお持ち帰りしてしまわないよう注意してくださいね。
そしてルームウェアのタイプも確認しましょう!
一般的にロングシャツタイプが用意されているホテルが多いですが、中には着ていて落ち着かない方もいらっしゃると思います。
私がそうだったのですが、ズボンがないので「足全体やお腹が冷えやすくなる」というのが印象です…。
快適に過ごしたい、かつ少しでも荷物を減らしたい方は自分好みなパジャマのタイプがあるホテルを選ぶのも大事なポイント。
もちろん、「自分が着ているものがいい」という方は忘れずに持参してくださいね。
ホテルで使われているその他のタイプを含めた種類を一覧にまとめました。
ぜひ参考にしてください!
タイプ | 種類 | 特徴 | 形 |
---|---|---|---|
ロング | ログシャツ | ・布1枚で長さは膝下あたり ・上からボタンで留めていくタイプ ・ズボンがないので開放感がある ・身体の冷えに繋がる場合がある ・館内を歩き回るのには向かない | |
ガウン | バスローブ | ・羽織って紐を結ぶだけで着脱が楽 ・はだけやすい ・身体の冷えに繋がる場合がある ・館内を歩き回るのには向かない | |
浴衣 | ・一般的に温泉や大浴場があるホテルで用意されている ・館内を歩き回ることもできる ・羽織って紐で結ぶだけで着脱が楽 ・はだけやすい ・身体の冷えに繋がる場合がある | ||
セパレート | リラックスウェア | ・上下別になっている ・動きやすい ・上から被ってボタンで留めるタイプやTシャツタイプがある ・ジャージ素材やメッシュ素材があり、通気性が抜群 ・館内を歩き回ることもできる | |
作務衣 | ・上下別になっている ・和服仕様になっており、上は中の紐を結んで着る ・七分丈で季節問わず着用できる ・綿素材が多く、通気性や吸水性に優れている ・一般的に温泉や大浴場があるホテルで用意されている ・館内を歩き回ることもできる |
また、女性にとっては以下のような嬉しいアメニティが用意されている施設もあります。
もちろんタダでもらえちゃうので、荷物を極限まで減らしたい場合やお持ち帰りしたい方も、上記のようにアメニティが充実しているホテルを選んでみてくださいね!
朝食バイキング
ホテル滞在を楽しめることの一つとして醍醐味なのが、「朝食バイキング」。
朝食付き宿泊プランでの予約が必要か、全てのプランで無料朝食付きになるのかは、ホテルによって違います。
朝食付きプランを予約する場合には、「朝食料金とその内容が見合っているのか」というポイントを重視してください。
ですが、それにはまず料金を把握したいですよね。
朝食料金は大体プラン文言にも記載があると思いますが、まれに記載がないホテルもあります。
その場合は以下の方法で計算しちゃいましょう。
そして実際に内容が見合っているかどうかという確認についてですが、こちらもぜひ「レビュー」を使っていただきたいです。
チェックする際には「朝食」といったキーワードで検索すると良いでしょう。
早速確認する↓
併せて連泊の方はぜひ、朝食バイキングが「日替わり」と記載のあるホテルを選んでくださいね。
連日同じメニューだと飽きてしまうかもしれませんよ!
プラン
出張費の予算内に収まるなら、なにかしらの特典が付いたプランを予約しちゃいましょう。
例えばご当地の特産品が付いた宿泊プランやグッズがもらえるプランなど、ホテルによって特徴のあるプランが様々あります。
ぜひ、自分にとって嬉しい特典のあるプランを見つけてください!
また、女性はレディースプランを使うことをおすすめします。
レディースプランなら、化粧品などのアメニティや高級ドライヤー、ヘアアイロンなど女性に嬉しいグッズがたくさん用意してもらえますよ。
さらにレディースプランがあるホテルは、レディース専用フロア・客室のあるところが多いです。
レディース専用フロア・客室での宿泊なら、近くに男性がいるという心配がないので安全面を考えると大変ありがたいですよね。
ここでポイントなのですが、「特典付き」も含めて出張費で自分が得できるプランを予約した場合は、会社に提出する領収書のプラン名を「御宿泊代」と表記してもらうようにホテルに伝えましょう。
こうすれば、なんのプランで予約したのかバレる心配がありません。
【個人的におすすめしたい】泊まってよかったホテル2選!
ホテル選びのポイントについてご紹介しましたが、いかがでしょうか?
きっと、さらにこだわりが増えて宿泊が楽しみになってきたことでしょう。
ここからは、実際に私が出張で宿泊した際に楽しく、快適に過ごすことができたビジネスホテル2つをご紹介します。
どちらか気になる場合は、ぜひ宿泊してみてください!
ドーミーイン
出典元:ドーミーイン
出張だけでなく、レジャーとしても楽しく宿泊できるのが「ドーミーイン」。
テレビ放送の「アメトーーク!」でも紹介されていたんですよ!
ドーミーインはなんといっても天然温泉があるのが魅力の1つです。
出張でも旅行に来ている気持ちになれますし、身体の疲れが一気に吹き飛びます。
女性専用天然温泉
また、温泉があるフロアには普通の自動販売機に加え、アルコール専用自動販売機と乳飲料の自動販売機まであります。
自動販売機類
もちろん、電子レンジや製氷機、コインランドリーも完璧です!
電子レンジ・製氷機
コインランドリー(脱衣所・ランドリー室の2か所)
そして、とにかくサービスがすごいです。
ホテルに到着するとウエルカムドリンクが、客室に到着するとウエルカムスイーツが用意されていて、早々に「来てよかったー!」って思えます。
ウェルカムスイーツ
さらに滞在中は、ゆったりと温泉につかった後にアイスキャンディー、朝風呂で利用した際には乳酸菌飲料が無料でもらえますよ。
夜は夜泣きそばがサービスになっているので、空腹で眠れないなんていう心配はありません。
湯上りサービス
朝食バイキングも品数が多く、ご当地グルメが食べれるのがまた最高なんです。
ちなみにこの時は「中通温泉こまちの湯ドーミーイン秋田」に宿泊。
左にある汁物は秋田郷土料理の「だまこ汁」で、右のウィンナー横にあるソースは秋田名物「いぶりがっこ」のタルタルソースです。
朝食バイキング(欲張りすぎました)
アメニティに関しても言うことなしです。
スリッパはメッシュ素材で履き心地抜群、パジャマは上下別のジャージ素材で私にとっては本当に天国のような環境でした。
メッシュ素材で通気性抜群なスリッパ
ジャージ素材の上下別パジャマ
私が秋田出張に行ったのは真冬の時期だったので、エアコンがあったのが本当にありがたかったです。
エアコン
また、わたしはレディース専用プランで予約をしたのですが、「7大特典付き」と特典も豊富だったんですね。
そのため本当にホテル滞在が充実していました。
以下がその特典の内容です。
出典:楽天トラベル
ドーミーインに泊まりたい!と思った方、また気になる方はぜひ公式HPをチェックしてみてくださいね♪
スーパーホテル
出典元:スーパーホテル
「スーパーホテル」はSDGsの取り組みに積極的で、なんといっても環境やヒトに優しいホテル。
アメニティや朝食はオーガニックが使われており、ホテル内装や客室設備でも自然由来の物が利用されています。
全てにおいて優しさが感じられる、素敵なホテルです。
ちなみに「スーパーホテル青森」に宿泊したのですが、こちらも青森ならではのご当地グルメが楽しめました。
また、朝食は全プランに付いているので気軽に利用できます。
オーガニック食材を使った朝食バイキング
外見だけで見ると一見普通のビジネスホテルですが、中に入った途端エントランスから一気にスタイリッシュな感じになります。
そしてラウンジはおしゃれなカフェ風。
チェックインの時間になるまで自由にドリンクバーを飲みながら休憩することができ、朝は朝食会場になります。
ドリンクバーの真ん中には製氷機もありますね。
ラウンジ兼朝食会場
ラウンジ横には普通の自動販売機とアルコール専用自動販売機があります。
また、電子レンジ、オーブントースターも設置されていますよ。
自動販売機類
トースターと電子レンジ
出典元:スーパーホテル
コインランドリーは1階に設置されていました。
コインランドリー室
中でも私が1番感動したのは、客室内に靴を脱ぐスペースが設けられていたことです。
加えてスリッパは、疲労回復効果のある素材が組み込まれている「健康イオンスリッパ」が用意されています。
靴を脱ぐスペース
健康イオンスリッパ
スーパーホテルのパジャマは「ロングシャツ」タイプです。
気になる場合は、肌着とズボンのセットや自分の部屋着を持参しましょう!
ロングシャツタイプのパジャマ
また、出張で利用の際はぜひ、「ビジネスルーム」を予約していただきたいです。
一般的なビジネスホテルで使われている机は細長く、なにかしらの作業をするスペースとしては「かなり狭いな…」と感じます。
スーパーホテルのビジネスルームなら、机が正方形で幅が広いためゆったりとパソコン作業を行ったり、朝の準備を行ったりすることが可能ですね!
もちろんLANケーブルも設置されているので、パソコン作業ではWi-Fiが繋がらないというような心配はありません。
ビジネスルームの机
客室内の温度調整は、エアコンではなく個別空調となっていました。
この時は3月でまだ肌寒かったので暖房を入れましたが、すぐに部屋全体が暖かくなりましたよ!
個別空調
また、スーパーホテルもサービスが豊富です。
一般的なアメニティがあるのはもちろん、女性にとってはレディースアメニティが1泊につき5点無料でもらえるのが嬉しいポイント。
スーパーホテル青森にはなかったのですが、他店舗だとレディースルームがあるようですよ!
レディース用アメニティサービス
枕が選べるコーナーもありました。
かなり種類があるので、こだわりがある人にはおすすめです。
枕貸出コーナー
さらに夜は無料でお酒が飲める「ウェルカムバー」があり、おつまみなどを持ち込んでさまざまな種類のお酒を楽しむことができます。
自分でカクテルを作ったり、ご当地ならではの地酒も楽しめたりするのでぜひ利用していただきたいです♪
ウェルカムバー
ですが、ウェルカムバーはある店舗とない店舗があるようなので、まずは公式サイトの「店舗一覧」で確認しましょう。
カクテルアイコンがあるホテルが実施している店舗です。
上記は公式HPになっているため、スーパーホテルが気になるという方はぜひ、他のページも見てみてくださいね♪
まとめ
今回はみなさまが出張に行く際にホテルを楽しく、快適に過ごしてもらうべく、ビジネスホテル選びで確認するべきポイントを解説させていただきました。
いかがだったでしょうか?
1人での宿泊が初めてな方、また出張での宿泊が苦手な方はみなさん1人ひとりが重視したいこだわりがあると同時に、本当は気にするのに見落としてしまっている点もあるのではないかと思います。
ぜひ、この記事は「ホテル滞在を最高にするために必要なポイントの再確認」として、いつでも役立てていただけたら幸いです。
また、ご紹介した2つのビジネスホテルも気になった際はぜひ1度、宿泊してみてくださいね!
普段、お仕事を頑張っているみなさんにとって、出張が充実したものになりますように♪
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